出品者の皆様へ〜ワンポイントアドバイス


出品者の皆さん
ただ出品して見せるよりもブリーダーならではの工夫で、SHOPや他のブースと差を付けてみませんか?当日は専門誌の取材も来るようですし、工夫次第で当日のヒーロー間違いなし?!

1.出品時の要領
出品時のスペースは、会議用長机の半分に椅子一つ(90cm×45cm)が一単位となります。椅子は1ブースにつき1つ準備しています。(椅子の追加は1つにつき250円です。ご入り用の方は事前に事務局までご連絡下さい。)

展示用の器材、及び販売時の梱包材につきましては原則として各自で用意して頂くことになります。なお、遠方等で当日持ち込みが困難な機材等(水槽、照明装置、延長コード等)がございましたら、事前に事務局にご連絡下さい。可能な限りサポートさせて頂きます。また、展示に電源等が必要な場合は、電源に近くなるよう出品位置の配慮をさせていただきますので、必要な方は事務局にご連絡下さい。)

展示の方法にはいろいろ考えられますが
販売会の場合は、持ち帰りも考慮して
プラスチック製の小容器(デリカップ)に入れたまま展示、販売、という形が一般的だと思います。
また、個体の大きさや水の必要性によっては
飼育用プラケースの方が適している場合もあります。
もちろん、展示用にビバリウムを持ち込んで頂いても結構です。
照明や保温などのための電源は会場で確保していますが
念のため延長コード等を持参して頂く方が安心です。
狭いスペースとは思いますが工夫を凝らして販売促進に繋げましょう(笑)。

販売、持ち帰り時の梱包材ですが展示にデリカップやプラケ等を使われる場合はそのままでいいでしょうが
よく鳥やハムスターを購入すると入れてくれる小動物用のボール紙箱も入手しにくいですが種によっては使えると思います。
また、紙袋、ポリ袋など、そのケースを入れる袋も必要でしょう。
今回は季節が晩秋となりますのでウッドチップや干し草などの保温性のある床材や
使い捨てカイロなどの発熱材も必要になると思います。
湿棲種には水を含ませられるペーパータオルが便利ですが水自体もウォーターボトル等、手元に確保しておく方がいいでしょう。
持ち帰り中に生体が揺れるのを防ぐため新聞紙やティッシュペーパーなどで隙間を埋める工夫も必要でしょう。
また、セロハンテープやホッチキス、針金などの封をする器材も必要かもしれません。
出品種とその特性、そして季節、気候を考慮の上せっかくの可愛い仔を最適な方法で持ち帰って頂けるようにしたいものです。

なお、事務局の方でも
紙袋については無料で、デリカップは実費で準備する予定です。
その他のものは、出品者各自で用意して頂かなくてはなりません。
特に、デリカップやプラケ等を持ち帰り用に渡してしまう場合は
販売価格や予算に考慮しておかないと意外に値が張るものです。
充分ご注意の上、万端の準備で当日に臨みましょう。

2.交尾・出産・孵化等の写真
ブリーダーゆえに提供できるのが写真です。かわいいベビーの孵化写真などを付けて販売すれば、きっと買い手にも満足してもらえると思います。また、種親の写真なんかも将来の色や形を想像する上で有効だと思います。

3.ケアシート
大事に育てた自分の子たち・・・買い手の家でも健やかな毎日を送ってもらうために、飼い方のポイントをまとめた「ケアシート」を付けて販売してみてはいかがでしょうか?ブリーダーならではの秘訣でも良し、雑誌の特集記事のコピーでも良し・・・・スタイルは自由です。本会の主旨にもあります「最新飼育技術の公開」という意味でも一度作ってみてはいかがですか?
作成例はこんなかたちです。
・例1(ニホンスッポン)

・例2(ヒョウモントカゲモドキ)

4.孵化個体のデータ
 産卵日・孵化日・孵化日数・保温時の温度・湿度、性別、種親のデータ・産地等々、ブリーダーならではのデータがあれば、買い手もより満足すると思います。

5.孵化後の卵の殻
 案外孵化後の「殻付き」で売ると人気があるようです。「うちの子こんなに小さい卵から産まれてきたんだよ」というような親近感が得られるのではないでしょうか。

6.その他
・相互感染防止のための消毒用アルコール(事務局で準備します)
・当日は同フロアで別のイベント等が行われる可能性があります。当然爬虫類・両生類に理解を示さない方もおられますので、梱包等につきましては外部から生体が見えないよう、十分ご配慮下さい。なお事務局でも無料にて紙袋等の持ち帰り袋を準備しておりますので、有効にご活用下さい。


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